「令和3年度二国間クレジット取得等のためのインフラ整備調査事業(JCM実現可能性調査(CCUS含む)、CEFIA国内事務局業務及びCCUS普及展開支援等業務)」(経済産業省事業)のうちJCM実現可能性調査(CCUS分野)に係る企画提案の募集について
2021.4.22
株式会社三菱総合研究所では、経済産業省(担当:産業技術環境局 地球環境連携室、地球環境対策室)からの受託事業「令和3年度二国間クレジット取得等のためのインフラ整備調査事業(JCM実現可能性調査(CCUS含む)、CEFIA国内事務局業務及びCCUS普及展開支援等業務)」を実施します。その一環として、以下の要領で、JCM実現可能性調査(CCUS分野)の企画提案を募集します。
概要
(1) 募集概要
わが国は、これまでJCM等を活用し、途上国においてわが国の優れた低炭素脱炭素技術・製品の普及等を促進し、当該国での温室効果ガス排出削減を実現する等、世界全体の温室効果ガス排出削減に貢献してきている。
昨今では、JCMプロジェクトの大規模化やJCMのさらなる活用に繋がり得るものとして、二酸化炭素回収・利用・貯留(CCUS: Carbon dioxide Capture, Utilization & Storage)技術の活用が注目されている。また、日本企業がCCUSに関する要素技術に強みを有しているため、CCUS技術の普及展開を通じて、アジアに限らず、世界全体での地球温暖化対策にわが国が貢献することが期待されている。一方で、CCUSの普及展開を進めるにあたっては、関連する政策・制度、ビジネスモデル等の整備が課題となっている。このような背景から、2020年11月の東アジアエネルギー大臣会合において、わが国はASEAN/東アジア域でのCCUS普及に向けた環境整備や知見を共有するプラットフォームとして「アジアCCUSネットワーク」の構築を提案し、今後、本ネットワーク等を通じて、CCUSの普及、ひいては当該地域の脱炭素化に貢献していくことを目指している。
以上を受けて、本事業では、アジア、中東等の国または地域において、JCM等を活用したCCUSプロジェクトが民間主導で普及展開していく事業環境づくりを目的として、各国または地域でのCCUS案件の実現可能性調査を行う。
(2) 事業内容
提案者等が保有する優れたCCUS技術・製品の途上国への普及等に資するよう、相手国に対する政策や制度に関する提言や、当該提言と連動したCCUS技術・製品の普及等に向けた事業化計画の策定、事業化や普及に際しての課題と対応策の検討、排出削減の定量化の検討、相手国関係者等との連携事業を行う。提案にあたっては、相手国の状況(市場動向・競争力、ビジネス環境、政策等)を踏まえ、普及を目指す優れたCCUS技術・製品等の導入課題・事業性・温室効果ガス排出削減効果をあらかじめ分析した上で応募すること。なお、本事業の実施にあたっては、採択された提案内容を基に、実施内容の詳細を経済産業省担当者と相談の上、決定する。
応募手続き
(1) 対象
民間企業等
(2) 公募期間
令和3年4月22日(木)~5月13日(木)12時必着
(3) 関係資料
関係資料等は以下からダウンロードしてください。
募集要項
申請書(様式1)
企画提案書(様式2)
事業概要(様式3)
(4) 質問受付
本事業についてご質問のある方は、事務局宛に電子メールにて送付ください。メールの件名(題名)は必ず「【問い合わせ】令和3年度JCM実現可能性調査(CCUS分野)(公募)」としてください。皆さまに共通する質問については、本ページにて順次公開予定ですので、ご参照ください。
質問先
株式会社三菱総合研究所 サステナビリティ本部
CCUS事務局 公募担当(百々(どど)、クルマス)
E-mail:ccs@mri.co.jp
※質問は全て電子メールでの受付とさせていただきます。
質問受付期間
令和3年4月28日(水)12時まで
※受付期間終了後にご質問いただいた場合、回答できない場合がありますので、ご留意ください。
※いただいた質問は順次回答しますが、回答に時間を要することがありますので、早めのお問い合わせをお願いします。
これまでの質問
順次公開予定
(5) 過年度の報告書
過年度の報告書については、以下のウェブサイトをご覧ください。
内容に関するお問い合わせ
株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
サステナビリティ本部
CCUS事務局 公募担当(百々(どど)、クルマス)
E-mail:ccs@mri.co.jp
※メールでのお問い合わせをお願いいたします。
お電話でのお問い合わせは受け付けておりませんのでご了承ください。
業務時間(平日9:30-17:00)