「開発段階におけるIoT機器の脆弱性検証促進事業」(経済産業省事業)においてIoT機器の脆弱性検証を希望する中小企業の募集のご案内について

三菱総合研究所(MRI)では、経済産業省からの受託事業「開発段階におけるIoT機器の脆弱性検証促進事業」の一環として、IoT機器や関連するアプリケーション・ソフトウェアを開発・製造する中小企業の皆さまに、IoT機器等に対する脆弱性検証を無償で提供いたします。

更新情報
2022年10月17日 「選定方法と選定結果のご連絡」を更新しました。
2022年10月11日 「選定方法と選定結果のご連絡」を更新しました。
2022年8月10日 「募集対象」「選定方法と選定結果のご連絡」「検証時期」、およびパンフレットを更新しました。また、「説明会」について追記しました。

背景・目的

DX(デジタル・トランスフォーメーション)の進展により、インターネットとIoT機器がつながり始めたところですが、IoT機器やこれらが使われるシステムにおいて、サイバーセキュリティ対策を多くの方が導入しているとは言い難い状況です。
IoT機器等に対する十分なセキュリティ対策が実施されず、脆弱性が残存した場合、悪意ある攻撃者によって不正操作や誤作動が実行され、機器等の利用者へ影響を及ぼす恐れがあります。過去には、IoT製品の脆弱性により、リコールや利用者による訴訟に発展した事例もあり、最悪の場合、開発・製造企業の経営に対して影響を与える可能性もあります。
このような状況を改善するために、IoT製品等の脆弱性に関する現状の把握、およびIoT製品の適切な脆弱性検証を行うための手引き等の作成を目的に、専門のセキュリティ検証事業者による主に中小企業の方々が開発・製造するIoT機器等の脆弱性検証を無償で実施いたします。

募集対象

IoT機器や関連するアプリケーション・ソフトウェアを開発・製造する中小企業※の皆さま

対象となる「IoT機器等」の例

※中小企業とは、製造業等の場合、「資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が300人以下の会社および個人」と定義します。ただし、この定義に当てはまらない企業の方でも、本事業にご関心のある方はご相談ください。

選定方法と選定結果のご連絡

選定結果は、お申し込みの内容を踏まえ、お申し込み受付から1~2週間を目処に、選定された企業さまにのみご連絡いたします。
一定数のお申し込みがあった時点で、本募集を終了します。募集終了時期は決定次第、本ページでご案内いたします。

(2022年10月17日更新)
ご応募は【2022年10月17日(月)17:00】で締切とさせていただきました。
たくさんの方のご応募、誠にありがとうございました。

検証時期

応募企業さまの希望を踏まえ、順次実施します。(1製品あたり1カ月~3カ月予定)

検証費用

無し(ただし、脆弱性の修正対応は応募いただいた企業さま自身にて実施いただきます)

パンフレット・申込用紙

パンフレット [458.3KB]

開発段階におけるIoT機器の脆弱性検証促進事業 申込書 [41.5KB]

説明会

オンラインにて事業説明会を開催していますので、参加ご希望の方はお気軽に事務局までお問い合わせください。

内容に関するお問い合わせ

株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
サイバーセキュリティ戦略グループ
「開発段階におけるIoT機器の脆弱性検証促進事業」事務局
担当:江連、津國、篠原
E-mail:iot-sec@ml.mri.co.jp

更新:2022.10.17

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