「実写コンテンツの製作人材の育成研修」参加者募集のお知らせ

株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:籔田健二)では、総務省「放送コンテンツの海外展開に向けた人材育成に係る調査研究の請負」の一環として、「実写コンテンツの製作人材の育成研修」を実施いたします。

本研修は、国内の放送事業者、番組製作会社などを対象に、世界水準の高品質な実写コンテンツの製作および海外展開に必要なノウハウやスキルなどの取得・向上を目指す機会を提供することなどを通じ、海外展開を前提とした放送コンテンツの製作に携わる人材の育成を図ることを目的に実施いたします。
今年度は、実写コンテンツのうち特にドラマの製作プロデューサー・ディレクターの方、制作技術スタッフの方を対象に、5つの研修プログラムを実施いたします。各研修プログラムの詳細は順次公開いたしますので、ご確認いただき、参加を希望するプログラムをご検討ください。

※放送・配信(ユーザ投稿型動画共有サービスは除く)を前提とした実写コンテンツ

「実写コンテンツの製作人材の育成研修」

(1)製作ノウハウに関する研修

①米国派遣研修
②韓国派遣研修
③国内研修

(2)制作スキルに関する研修

①アドバンスドコース
②エントリーコース

研修プログラムの対象者

国内の放送事業者、番組製作会社などに勤務するドラマの製作プロデューサー・ディレクターの方、制作技術スタッフの方

1 研修プログラムの種類と概要

(1)製作ノウハウに関する研修

①米国派遣研修

米国派遣研修では、世界水準の高品質な放送コンテンツ製作をけん引する意欲のある方に、米国における放送コンテンツの製作プロセスを確認し、世界的に競争力のある日本の実写コンテンツを創出していくために必要な要素を体感していただきます。また、企画プレゼン研修などを通じて、海外で価値流通するコンテンツをプロデュースできる人材となるために必要なノウハウの一端を学んでいただけるプログラムをご提供いたします。

  • 対象・要件:
    国内の放送局、放送コンテンツの制作会社に勤務しているドラマのプロデューサーやディレクターのうち、以下の要件を満たす方
    ・ドラマの企画案を持ち、企画立案・プロデュース能力に優れている方
    ・英語力は不問だが、英語でのカリキュラムに抵抗なく取り組める方
     ※全編逐次通訳を入れる予定
  • 研修時期:
    ・事前学習(東京):2025年10月21日
    ・実地研修(米国※):2025年11月第1週~第2週(9月上旬決定予定)
    ※HollywoodやCulver Cityを予定
  • 期間:
    ・事前学習(東京):120分程度
    ・実地研修(米国):4日間(現地集合、現地解散)
  • 想定対象者数:
    5名程度
  • 実施方法:
    ・事前学習(東京):講義
    ・実地研修(米国):講義、演習、スタジオ見学、ネットワーキングパーティー
  • 費用負担:
    ・参加費、現地での宿泊費・交通費無料
    ・研修対象国への往復航空運賃・日本国内移動旅費は自己負担

※研修の詳細・公募要領は2025年9月上旬に公開予定です。

②韓国派遣研修

韓国派遣研修では、特に海外展開を目的とした放送コンテンツ製作に今後携わる方及び意欲のある方に、海外展開や海外コンテンツ事業者との協業を見据えた企画開発や企画提案を将来的に目指していくために必要な要素を体感していただきます。世界水準の放送コンテンツ製作に必要な要素について、韓国の実写コンテンツの製作手法と海外展開に向けた取り組みから学ぶとともに、韓国との人的ネットワークを構築する機会をご提供いたします。

  • 対象・要件:
    国内の放送局、放送コンテンツの制作会社に勤務しているドラマのプロデューサーやディレクター(アシスタントプロデューサーや演出補(助監督)といった若手スタッフの方も可)のうち、韓国との共同製作に意欲をお持ちの方
  • 研修時期:
    2026年1月
    ※仮日程:2026年1月21日~23日
  • 期間:
    ・事前学習(東京又はオンラインとのハイブリッド形式):90分~120分程度
    ・実地研修(韓国):3日間
  • 想定対象者数:
    最大10名
  • 実施方法:
    ・事前学習(東京など):講義、ピッチ演習
    ・実地研修(韓国):韓国の放送局訪問、スタジオ見学
    ※滞在中に、ソウル中心地のホテルなどで集中開催形式の人的ネットワーキング構築イベント開催も検討中
  • 費用負担:
    ・参加費、現地での宿泊費・交通費無料
    ・研修対象国への往復航空運賃・日本国内移動旅費は自己負担

※具体的な訪問先など研修の詳細・公募要領は2025年11月上旬に公開予定です。

③国内研修

国内研修では、主に国内向け作品で活躍している方に、世界水準の実写コンテンツの制作と海外展開に必要なノウハウとトレンドを伝え、海外展開に必要なマインドセットを醸成するプログラムを提供いたします。

  • 対象・要件:
    国内の放送局、放送コンテンツの制作会社に勤務している方のうち、以下のいずれかの要件を満たす方
    ・ドラマのプロデューサーやディレクター、または今後製作に携わる見込みのある方
    ・海外展開の経験値が少ない製作者
    ・放送局、放送コンテンツの制作会社のビジネスモデルの見直しに取り組まれる立場の方
    ・役員・管理職・主としてマネジメント業務を担う方も可
  • 研修時期:
    候補日程:2025年11月12日~14日、17日~18日、25日~28日
  • 期間/講義数:
    ・事前学習(オンライン):最大90分程度
    ・研修(東京など):6日間で全8講義(各講義同内容で2回ずつ実施、海外在住講師の場合は1回のみ実施)
  • 想定対象者数:
    ・会場参加(東京):計40名程度(1回20名程度×2回)
    ・オンライン参加:計30名程度(1回15名程度×2回)
     ※海外在住講師の講義の場合は全員(70名程度)オンライン参加
    ・選考により受講可能とした全員に対し、アーカイブ配信を実施
  • 実施方法:
    ・事前学習:オンラインでのオンデマンド学習
    ・実地研修:ハイブリッド(実地およびオンライン配信)開催
    ※海外在住講師の場合はオンラインで実施し、必要に応じて通訳を介した講義とする
    ※開催地(東京)での参加が困難な者、将来的な海外展開を見据えて知識を取得したい者を対象にアーカイブ配信を予定。ただし、アーカイブ配信は許諾が取れた講師のみ、また、講師より許諾が取れた部分のみ配信の予定
  • 費用負担:
    ・参加費無料
    ・日本国内移動旅費は自己負担

※研修の詳細・公募要領は2025年9月上旬に公開予定です。

(2)制作スキルに関する研修

①アドバンスドコース/②エントリーコース

制作スキルに関する研修では、ドラマの作品プロデューサー、制作プロデューサー、制作技術担当、美術スタッフの方に、実践的なワークショップを通じて、バーチャルプロダクションやプリビジュアライゼーションなど先進的な撮影・制作技術の知見を深める機会を提供いたします。先進的なコンテンツ制作技術のご経験や習熟度などにより、2つのコースをご用意いたします。

①アドバンスドコース

  • 対象・要件:
    国内の放送局、放送コンテンツ制作会社に勤務しているドラマの作品プロデューサー、制作プロデューサー、制作技術担当、美術スタッフのうち、普段から先進的なコンテンツ制作技術に取り組んでいる方
  • 研修時期:
    2025年11月26日~28日
  • 期間:
    ・事前学習(オンライン):10時間
    ・実地研修(東京):3日間
  • 想定対象者数:
    約20名程度
  • 実施方法:
    ・事前学習:オンラインでのオンデマンド学習
    ・実地研修:撮影スタジオ(東京)での実践演習
  • 費用負担:
    ・参加費無料
    ・日本国内移動旅費は自己負担

②エントリーコース

  • 対象・要件:
    国内の放送局、放送コンテンツの制作会社に勤務しているドラマの作品プロデューサー、制作プロデューサー、制作技術担当、美術スタッフのうち、普段の作品制作で、先進的なコンテンツ制作技術に取り組みたいが、まだ手掛けられていない方
  • 研修時期:
    2026年1月13日~16日のうち、1日間
  • 期間:
    ・事前学習(オンライン):1~2時間
    ・実地研修(東京):1日間
  • 想定対象者数:
    約50名程度
  • 実施方法:
    ・事前学習:オンラインでのオンデマンド学習
    ・実地研修:撮影スタジオ(東京)でのデモンストレーション体験
  • 費用負担:
    ・参加費無料
    ・日本国内移動旅費は自己負担

※研修の詳細・公募要領は2025年10月上旬に公開予定です。

2 説明会について

本公募に関する説明会を以下の通り実施いたします。説明会への参加を希望する方は、申込フォームよりご登録ください。
※本説明会は公募参加の必須要件ではございませんが、可能な限りご参加ください。
※説明会にご参加いただけなかった場合にも、アーカイブ録画を公開予定ですので、後日ご視聴ください。

  • 開催日時:
    ・第1回 2025年9月3日(水)13:00-14:30(申込締切 9月3日(水)10:00)
     ※主に、米国派遣研修、国内研修について説明いたします。
     ※オンライン開催
    ・以下の申込フォームにご入力いただいた方へ、URLをお送りいたします。

申込フォーム(外部入力フォーム Questant)

今後の予定:

  • 第2回 2025年10月上旬(日時詳細は9月22日頃公開予定)
    ※主に、制作スキルに関する研修について説明いたします。
    ※オンライン開催
  • 第3回 2025年11月上旬(日時詳細は10月中下旬公開予定)
    ※主に、韓国派遣研修について説明いたします。
    ※オンライン開催

3 研修応募方法について

※応募方法は第1回説明会に合わせ公開いたします。

4 お問合せについて

本研修についてご質問等は、以下の問合せフォームよりお寄せください。

問合せフォーム(外部入力フォーム Questant)

5 個人情報のお取扱いについて

応募時、お問合せ時にご記入いただく情報は「個人情報」が含まれますので、三菱総合研究所が、個人情報の保護のため必要なセキュリティ対策を講じ、適切に取り扱います。
具体的には、「個人情報のお取扱いについて」のように対応させていただきますので、同意いただいたうえ、応募時、お問合せ時にご記入いただきますようお願いします。

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本件に関するお問合せ先

株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
モビリティ・通信事業本部内
「実写コンテンツの製作人材の育成研修」 事務局
担当:齋藤、髙橋、牧山、髙野
E-mail:koubo-content-hrd@ml.mri.co.jp

更新:2025.8.21

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