「河川機械設備(排水機場)の維持管理におけるAIモニタリングシステム」研究開発グループの公募について
2026.8.18
株式会社三菱総合研究所は、国土交通省から受託して実施する調査研究業務の一環として、「河川機械設備(排水機場)の維持管理におけるAIモニタリングシステム」の研究開発に取り組む研究開発グループを募集します。
排水機場は、台風・集中豪雨等の際に、支川の水を本川に強制排水することにより内水被害を防ぐための施設であり、国民の安全と社会経済活動を支える重要な設備です。近年、気候変動に伴い災害が激甚化・頻発化する中、排水機場等の河川機械設備について、これまで以上に適切な維持管理が求められています。
一方で、排水機場等の河川機械設備は昭和期に整備されたものが多く、今後、設備老朽化に備えた効率的・効果的な維持管理手法の確立が重要となっています。国土交通省および土木研究所では、河川機械設備の維持管理の効率化・高度化に向けて、センサーにより収集される振動等の状態監視データや、AIを活用したモニタリングシステムの研究・開発を進めています。
本公募では、排水機場から取得される状態監視データ、点検結果、故障履歴等を活用し、異常検知、異常要因分類、リスク評価、残存寿命予測、故障確率予測等に関する研究開発を実施する研究開発グループを募集します。
詳細は、別途申請者に対して送付する募集要領および申請書類をご確認ください。
概要
本公募は、河川機械設備(排水機場)の維持管理の効率化・高度化に資するAIモニタリングシステムの開発に向け、民間企業等が有する技術・知見を活用した研究開発を行うものです。
採択された研究開発グループは、事務局との契約に基づき、排水機場ポンプ設備を対象とした異常検知システムおよび寿命予測システムの開発に取り組みます。研究開発にあたっては、「インフラ施設管理AI協議会」および同協議会の下に設置されるワーキンググループ等と連携し、将来的な社会実装、標準化・ガイドライン化、他分野への展開も視野に入れた検討を進めます。
本研究開発の成果については、民間企業のノウハウ、営業秘密、独自アルゴリズム等に配慮しつつ、必要に応じて国土交通省のホームページ等で公開する予定です。
募集する研究開発課題・テーマ
本公募では、以下の研究開発課題および研究開発テーマを対象とします。
- A.異常検知システムの開発
-
A-1:異常検知・異常要因分類モデル開発のためのデータ開発
A-2:異常検知モデル開発
A-3:異常要因分類モデルの開発
- B.寿命予測システムの開発
-
B-1:リスク診断・寿命予測モデル開発のためのデータ開発
B-2:現状の健全性・故障リスク診断モデルの開発
B-3:中長期的な残存寿命予測・故障確率予測モデルの開発
提案にあたっては、研究開発課題A.「異常検知システムの開発」と研究開発課題B.「寿命予測システムの開発」の両方に包括的に取り組むことを原則とし、両課題から取り組む研究開発テーマを選択いただきます。ただし、研究開発課題A, Bともに、AIモデル開発のためのデータ開発が必要となるため、研究開発テーマA-1, B-1に取り組むことは必須とします。
詳細な対象範囲、提案可能なテーマの組み合わせ、研究開発に求める要件等については、配布される「募集要領」をご確認ください。
応募対象
ポンプメーカーおよびAI開発ベンダーが連携した研究開発グループを対象とします。
連携の形態は問いませんが、応募時には、ポンプメーカーおよびAI開発ベンダーの連携体制が分かるように記載してください。なお、センサーメーカー、大学、研究機関等が研究開発グループに加わることも可能です。
研究開発グループに「インフラ施設管理AI協議会」の会員として所属していない法人を含む場合は、8月31日(月)12:00までに同協議会への入会申請を行う必要があります。詳細は下記「インフラ施設管理AI協議会 入会公募要領」をご確認ください。
事業費・採択件数
本事業では、納入成果物(成果報告書)の対価として、提案時の参考見積額に応じて、原則として1件あたり最大3,000万円(税込)程度をPMO事業者(株式会社三菱総合研究所)からの委託費として支払う予定です。
採択件数は4件程度を予定しています。
なお、研究開発費および採択件数は、提案内容を踏まえ、河川機械設備の維持管理およびAI技術等に関する専門的知見を有する学識経験者等から構成される「AIモニタリングシステム評価委員会(仮称)」において決定します。
公募期間
2026年8月18日(火)~2026年9月15日(火)12:00必着
選定方法・スケジュール
提出された応募資料に基づき、書面審査およびヒアリングを実施し、総合的に採否を決定します。審査の観点は募集要領をご確認ください。
選定結果は、2026年9月下旬~10月上旬(予定)頃に応募者へ通知する予定です。選定された応募者については、国土交通省のホームページ等で公表する予定です。
提案時提出物
応募にあたっては、以下の書類を提出してください。
- 1.研究計画(Word:事務局指定様式)
- 2.研究計画概要(PowerPoint:事務局指定様式)
- 3.研究計画の補足資料(PowerPointまたはPDF:書式自由)
- 4.参考見積書(Excel:事務局指定様式)
提出方法、記載内容、様式等の詳細は、募集要領をご確認ください。
募集要領・申請書類等の配布について
研究開発グループの募集要領および申請書類等の送付を希望の際は、問合せ先メールアドレス(pump-ai-jimukyoku@ml.mri.co.jp)へメールで依頼ください。メールのタイトルは「「河川機械設備(排水機場)の維持管理におけるAIモニタリングシステム」募集要領等送付依頼」としてください。
インフラ施設管理AI協議会 入会公募要領は以下よりご参照ください。
内容に関するお問い合わせ
株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
「河川機械設備(排水機場)の維持管理におけるAIモニタリングシステム」研究開発グループ公募事務局
担当:深谷、森、小島、宮﨑
E-mail:pump-ai-jimukyoku@ml.mri.co.jp
※原則として、E-mailでのお問い合わせをお願いいたします。
※お問い合わせ受付時間は、土日祝日を除く平日10:00~17:00です。
※原則メールでの対応とさせていただきます。
MRI受託事業 公募・公開情報
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