第3回 下水道スタートアップチャレンジ
下水道を通じたスマートシティの実現

開催の趣旨

下水道は言うまでもなく私たちの暮らしに不可欠なインフラであり、その機能をどのように維持し、また発展させていくか、智恵を絞り努力していくことが求められています。国土交通省は、異業種技術との連携による下水道の課題解決・付加価値向上を目指して、令和元年度より下水道業界と異業種企業とのマッチングイベント「下水道スタートアップチャレンジ」を開催しています。
(昨年度の実績については、国交省ホームページをご確認ください。)

今回のテーマ「下水道を通じたスマートシティの実現」

近年では、IoT(Internet of Things)、ロボット、人工知能(AI)、ビッグデータなど情報通信技術(ICT)をまちづくりに活かすスマートシティ(※)実現の取り組みが増えており、新型コロナウイルスの拡大を受けたデジタル化の潮流のなかで、この機運は一層高まっていくことでしょう。
都市の一部である下水道も、このコンセプトと無関係ではありません。今回の下水道スタートアップチャレンジでは、「ICTにより下水道はどう変わるか?」について考えたいと思います。たとえば、下水道を起点とした以下のようなサービスが誕生するかもしれません。

  • 下水道施設の劣化具合を読み取ったAIが、補修・改築すべきポイントを提案してくれるサービス
  • 外出自粛で下水処理場への出勤ができなくなっても、リモートで処理場の監視ができるサービス
  • 下水中のウイルス情報をモニタリングし、地域住民に感染症拡大のアラートを発出するサービス

(※)国土交通省「スマートシティに関する取り組み」によれば、スマートシティとは、「都市の抱える諸課題に対して、ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)が行われ、全体最適化が図られる持続可能な都市または地区」として定義されています。

下水道を通じたスマートシティの実現

開催概要

日時
形式
主催
協力

プログラム

15:00〜15:15
15:15〜15:45
15:45〜16:55
16:55〜17:00

参加対象者と参加メリット

下水道と接点のなかった他分野企業の皆様

  • 下水道分野におけるビジネスチャンスに気付きを得られます。
  • 地方公共団体や下水道関連企業とのネットワークを形成できます。
  • 国土交通省が実施予定の実規模施設を用いた新技術実証事業等(下図参照)についてご案内させていただきます。
参加対象者と参加メリット

出所:国土交通省提供資料

地方公共団体および下水道関連企業の皆様

  • これまで下水道と接点のなかった他分野企業の方々と接点を見出し、新しい取り組みのきっかけにすることができます。
  • 異業種技術とのマッチングにより現在抱えている課題の解決、新たな下水道サービスの開拓につなげられる可能性があります。
  • 異業種技術を活用した国土交通省の取り組みについて知ることができます。

申込要領

対象者
定員
参加費

お問い合わせ

国土交通省 水管理・国土保全局 下水道部 下水道企画課
課長補佐 村岡正樹
係長 溝上洋介
Tel:03-5253-8427 Fax:03-5253-1596

株式会社三菱総合研究所 環境・エネルギー事業本部
担当 高田一輝

サイト内検索