第6回 下水道スタートアップチャレンジ
新技術の導入を目指す地方公共団体の皆さまへ

開催の趣旨

下水道は私たちの暮らしに必要不可欠なインフラであり、その機能の維持・有効活用について智恵を絞ることが求められています。国土交通省は、異業種技術との連携による下水道の課題解決・付加価値向上を目指して、令和元年度より下水道関連企業と異業種企業とのマッチングイベント「下水道スタートアップチャレンジ」を開催しています。

前回の「下水道スタートアップチャレンジ」では、「脱炭素」のキーワードのもと、下水道分野への適用が期待される異業種技術などについて、アイデア・ピッチ発表者からの紹介がありました(前回の開催概要については、こちらをご確認ください)。今回は、社会実装に向けた実証実験を視野に、異業種技術を保有する企業と、下水道施設を保有する地方公共団体のマッチングを図ることを目的に、前回のアイデア・ピッチ発表者4社に対し、地方公共団体の皆さまからご質問いただける場をご用意いたしました。

第6回 下水道スタートアップチャレンジ(リーフレット)

開催概要

日時
形式
対面会場
主催
事務局

プログラム

各セッションでは、15分程度の発表と、35分程度の質疑応答の時間を予定しております。
第1セッション(発表者:Whole Earth Foundation)、第3セッション(発表者:マイクロ波化学株式会社)、第4セッション(発表者:株式会社アルガルバイオ)では、発表者が来場しますので、ご来場いただけますと発表後に名刺交換が可能です。

13:00〜13:10
13:10〜14:00
14:05〜14:55
15:00〜15:50
15:55〜16:45
16:45〜16:50
16:50〜17:30

発表者詳細

Whole Earth Foundation

  • 市民参画型のインフラ情報プラットフォームの構築を目指す
  • ゲームアプリ「鉄とコンクリートの守り人」を用い、マンホール鉄蓋の劣化情報収集を実証実験中(渋谷区などで実績あり)
  • 収集したデータを活用して、リアルタイム性の高い台帳情報整備が行えるだけでなく、マンホールや管路施設の劣化予測が可能

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AC Biode株式会社

  • 石炭灰、バイオマス灰などから、フィルター、土壌改質剤等を生産する技術を保有
  • 下水汚泥の焼却灰にもリサイクル技術が適用できないかを検討中
  • 下水汚泥焼却灰から、下水道水質改善の為の吸着材をつくり、サーキュラーエコノミーを実現。埋立地までの運搬コスト削減や、埋立地逼迫などの課題に対応可能性あり

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マイクロ波化学株式会社

  • 化石燃料を用いず、電気により加熱が可能な「マイクロ波」技術プラットフォームを保有
  • 下水処理の汚泥脱水工程などにおいて、「マイクロ波」プロセスにより省エネ、短時間化、CO2排出削減が可能
  • 「マイクロ波」によるメタン発酵前処理により有機物の可溶化が促進されCOD増大が可能

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株式会社アルガルバイオ

  • CO2吸収する藻類を活用した機能性素材・農業資材・畜水産飼料等の有価成分の生産技術を保有
  • 下水・排水による藻類培養を通じて、環境コストが低い水質浄化と資源回収を両立させる
  • ユニークな藻類ライブラリーを保持しており、様々な用途に最適な藻類株と培養製法の確立が可能

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申込要領

定員
参加費
参加対象者

新たな省エネ・創エネ技術等の開発に関心をお持ちで、日ごろ下水道施設の維持管理等に携わられている地方公共団体の皆さまからのご参加をお待ちしております。今回のイベントは、自社技術の下水道分野への適用可否を検討したい企業の皆さまと、実証のためのフィールドを保有している地方公共団体の皆さまとのマッチングを目指しています。 下水道スタートアップチャレンジのマッチングを契機に、地方公共団体での新技術の実証、下水道施設への新技術導入が実現されることを目指します。

ご来場される方へのご案内

  • 発熱、せき、くしゃみなどの症状がある場合は、必ずご来場前に医療機関にご相談ください。
  • マスク着用の徹底をお願いします。イベント中の発言時などは、特に着用をご徹底ください。
  • 受付にアルコールを設置しておりますので、手指の消毒にご協力ください。
  • 受付にて、検温の実施にご協力ください。

お問い合わせ

国土交通省 水管理・国土保全局 下水道部 下水道企画課
担当:西郷進也、金井容秀

株式会社三菱総合研究所 サステナビリティ本部
担当:高田一輝

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