厚生労働省 老人保健健康増進等事業
三菱総合研究所では、厚生労働省補助金(老人保健健康増進等事業)の助成を受けて各種調査研究を行っています。 このページでは、実施要綱に基づく事業の実施状況・成果に関する情報発信の一環として、成果概要等を掲載しています。
お知らせ
- 令和5年度事業「科学的介護情報システム(LIFE)におけるフィードバックの活用に資する調査研究事業」の研究成果を掲載しました(2023.11.13)
- 令和5年度事業の事業概要の公開を開始しました(2023.10.2)
- 令和4年度事業「科学的介護情報システム(LIFE)におけるフィードバックの活用に資する調査研究事業」の研究成果を掲載しました(2023.7.5)
- 令和4年度事業の研究成果の公開を開始しました(2023.4.27)
【令和5年度】
居宅介護支援及び介護予防支援におけるモニタリングのあり方に関する調査研究事業
本事業では、居宅サービスと情報連携の上、介護支援専門員がオンラインを活用したモニタリングを多様な利用者像・事業所において実証を行う。その結果から、オンラインを活用したモニタリング実施にたって、必要な多職種での情報連携体制や、オンラインを活用したモニタリングを実施可能な利用者像・事業所要件等の整理を行うことを目的とする。
- 1.検討委員会の設置・運営
- 2.実証調査の実施(オンラインモニタリング・アンケート調査、ヒアリング調査の実施)
介護施設等における生産性向上に関する委員会の実態調査研究事業
本事業では、有識者からなる検討会を立ち上げ、テクノロジーの活用等の生産性向上の取り組みに積極的な施設等における委員会の取り組みについて、アンケート調査・ヒアリング調査等を通じて実態把握するとともに、効果的な委員会の実施にあたり必要な事項の検討、事例集やポイント集の作成といった周知方策の検討を行い、検討結果については報告書および事例集・ポイント集としてとりまとめる。
- 1.検討委員会の設置・運営
- 2.加算・基準等で規定されている、テクノロジー活用等に関する委員会に関する実態調査の実施(アンケート調査)
- 3.生産性向上に関する委員会における実態の把握(ヒアリング調査)
入・退院時情報連携標準仕様の階層化に向けた調査研究事業
将来的な全国医療情報プラットフォームの整備等を見据え、医療機関・介護事業所間で情報提供を円滑に行うために、入・退院時情報連携標準仕様の階層構造化に向けた課題整理が必要である。そのため、本事業では入院時情報提供書等の標準様式や標準仕様について、保険者や事業所における活用状況等の実態把握を行うとともに、標準仕様をHL7FHIRとして記述する場合の課題を整理する。
- 1.検討委員会の設置・運営
- 2.実態把握アンケート調査の実施
- 3.実態把握ヒアリング調査の実施
データ連携を活用する事業所の業務改善を通じての生産性向上についての調査・研究
ケアプランの予定・実績情報のデータ連携では、現場において運用フローと併せてシステム構成についても工夫する必要がある。また、国民健康保険中央会に構築されている「ケアプランデータ連携システム」は、データ連携推進のための強力なツールであると考えるが、利用に関する事業所の意向や利用状況を把握しつつ対応策を検討する必要がある。そのため、本事業では居宅介護支援事業所や居宅サービス事業所に対してアンケート調査やヒアリング調査を行い、ケアプランの予定・実績情報のやり取り等の業務フローを整理しつつ、課題や改善策を整理するとともに、データ連携を円滑に行うための業務改善のポイントを整理し、事業所の参考となる資料を作成する。
- 1.検討委員会の設置・運営
- 2.アンケート調査の実施
- 3.ヒアリング調査の実施
科学的介護情報システム(LIFE)におけるフィードバックの活用に資する調査研究事業
令和4年度老人保健健康増進等事業「科学的介護情報システム(LIFE)におけるフィードバックの活用に資する調査研究事業」では、フィードバックの適切な解釈に資するようなマニュアルの作成が実施されたところである。そこで、本事業では、介護事業所・施設において、LIFEのフィードバックがどのように活用されているかの実態や、解釈・活用する際の課題に関してヒアリング等の調査を行い、調査を踏まえて令和4年度に作成されたマニュアルのブラッシュアップを行う。
- 1.施設・事業所に対するヒアリング調査の実施
- 2.フィードバック活用の手引きの改訂
介護情報の安全管理に関する調査研究事業
令和3年6月に示された厚生労働省におけるデータヘルス改革に関する工程表に則り、介護情報利活用ワーキンググループにおいて、利用者が閲覧する情報・介護事業所間等で共有する情報の選定について議論を行っている。本事業では、介護現場における安全管理措置を定めることも視野に入れ、ICT活用時の安全管理措置の実態調査および情報の整理を行う。その結果を基に、介護現場において安全管理措置を実施する際の課題を抽出し、具体的な対応案をまとめる。
- 1.検討委員会、WGの設置・運営
- 2.介護事業所のセキュリティ対策の実態把握調査(アンケート調査)
介護事業者の経営状況のデータベースに関する調査研究
介護サービス事業者の経営状況に関するデータベースの構築に向けては、システム上の具体的な報告のあり方や、介護サービス事業者および都道府県の運用実務について、さらなる検討が必要となる。そこで、本事業では、さまざまな運営主体が存在する介護サービス事業者からの経営情報の報告を求める上で、システム上の具体的な報告の単位(法人単位/拠点単位/事業所単位)の設定や報告状況の管理など、事業者や都道府県への負担を軽減しつつより適切な実態把握に向けた経営情報の把握・分析方法等について検討することを目的とする。
- 1.検討委員会の設置・運営
- 2.介護サービス事業者および介護ソフトベンダーを対象としてヒアリング調査の実施
- 3.都道府県を対象としたヒアリング調査の実施
【令和4年度】
居宅介護支援および介護予防支援における令和3年度介護報酬改定の影響に関する調査研究事業
居宅介護支援及び介護予防支援における令和3年度介護報酬改定の影響に関する業務実態の調査研究事業
地域ケア会議等におけるケアプラン検証の在り方に関する調査研究事業
介護事業経営実態調査等の有効回答率の向上等に関する調査研究事業
地域の特性に応じた訪問介護サービスの提供体制のあり方に関する調査研究事業
標準仕様を活用したケアプランデータ連携活用促進のための調査研究
科学的介護情報システム(LIFE)におけるフィードバックの活用に資する調査研究事業
自身の介護情報を個人・介護事業所等で閲覧できる仕組みについての調査研究事業
介護サービス情報公表システムを活用したオンラインによる指定申請機能の活用促進のための調査研究
介護事業者の財務状況の把握に関する調査研究
介護ソフトの機能分類と導入ポイントに関する調査研究
本件に関するお問い合わせ
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担当:猪股、齋藤、松下
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